カテゴリー別アーカイブ: 英語で一言

より良いコミュニケーションのための英語表現

「英語で一言」シリーズ

LLAP というメッセージ

あのスタートレックで、 Leonard Nimoy が演じた Mr. Spock.
彼はバルカン星人ということでした。

バルカン風の挨拶として、いつも Mr. Spock が右手を上げ、中指と人差し指、そして薬指と小指をそれぞれくっつけて口にしていたのが、LLAP、つまり Live long and prosper (長寿と繁栄を) という言葉でした。

その Nimoy氏が金曜日に肺の疾患で亡くなりました。83歳でした。
亡くなる5日前に、彼はツイターにお別れの言葉を残しました。

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「英語で一言」シリーズ

未来志向で “Get over it and move on!”

未来志向のアメリカ人。過去にこだわり、過去の問題の責任をまずはっきりさせてから未来に進むことをよしとする日本などアジア人と、この意識の違いがビジネスなどで摩擦を産み出すことがよくあります。

もともと未来を築くために移民として新大陸にやってきた人が集まるアメリカでは、過去をとやかく言ってもはじまらないという発想が育って当然です。
しかし、脈々と長い歴史を積み上げてきた国々では、過去へのプライド、さらには過去への執着が発想の土台にあるのも、これまた当然です。

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「英語で一言」シリーズ

Keep running… (コンテキストから会話に慣れよう)

英会話で聞き取れない表現の大半は、実は簡単な単語を使った単純な表現なのです。
例えば、アメリカなどで、スーパーマーケットのレジの前で店員さんがしたごく普通の質問の意味がわからなくて、おどおどした経験や、それと似たような体験は、ネイティブでない外国人であれば、間違いなく一度はあるはずです。

この表題の一言。これは、映画の中でスパイを演じる男が相棒に車のエンジンを切る事なくそこで待っていろという意味で使った表現です。
エンジンを切らずに待っていろよというなら、Don’t stop an engine. という言葉を頭の中で想定しているかもしれません。そのときに、Keep running. といきなり言われたら、「あれっ?」と思い、どぎまぎするはずです。単語も文章もとても簡単なのに。

このどぎまぎする原因は、コンテキスト、つまり場面の背景と英語表現とがつながらずに、ただ言葉に対してのみ緊張してしまうからに他なりません。
ですから、コンテキストから言葉を類推すれば、概ね理解できるのです。

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「英語で一言」シリーズ

英語では曖昧な日本語から離脱が必要。Thank you for visiting us. と具体的に

日本語はよく曖昧な言語だといわれます。
だから、日本人が自分の気持ちを英語にしたとき、よく相手に通じず、そのことに気付かずに誤解を与えるということがよくあります。

例えば、Thank you. と挨拶をするとき、大切なことは Thank you for〜 の 〜 の部分を表明することです。つまり、何に感謝しているか具体的に表明しなければ、感謝の意思が伝わらないことが多々あるのです。

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「英語で一言」シリーズ

Unique の一言に気をつけよう

私の今までの経験で、日本人は自らのことを説明するときに、unique という表現を使いがちです。
例えば、仕事で何か提案を受けたとき、

I think it is difficult because we have a unique market in Japan.
なんていいがちなのです。
日本の特別な事情を説明することが難しいために、こうした表現に頼ってしまうのでしょう。

実は、この表現は最低です。まず、difficult と曖昧に言って、しかも unique と自らを特別視して相手に伝えている、二重の意味で「誠意のない拒絶」を相手に伝えているからです。

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