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What can I say… 発話は単純で短いフレーズから

中学校の英語ができれば、会話は成り立つといわれても、結局喋るフレーズがでてこないために立ち往生する人が多くいるようです。
これを改善するには、会話の節目節目で必要とされるキーフレーズ。それも中学校2年生程度の英語力で発話できるキーフレーズをピックアップして覚えましょう。

一例を言います。
相手が自分の意見を言ったとします。
それに対して、あなたは何かコメントしなければなりません。

その場合、まず相手に対して自分が理解したことを伝える必要があります。
I see. (なるほど)というたった二つの単純な単語を組み合わせで、それを伝えます。
次に、自分の意見をいう前に、考えなければなりません。
「なんていえばいいかな。」とまず相手にいうには、What can I say… と疑問文ですが、あたかも普通の文章のように語ります。

ですから、相手の意見に対して、すぐに agree か disagree かを長文で語る必要はないのです。ちょっとカッコよく well(そうだなあ)という単語をいれ、I see. Well. What can I say…. ということからはじめたりします。

その後ですが、簡単で短い文章をゆっくり話すように心がけましょう。相手がもし、それを遮って何かいおうとしたら。Wait. I am trying to tell you my thought. Let me continue. 「まって。いま考えていることをいおうとしているんだから、続けさせて」といえばいいのです。

その後で、相手の意見に賛成なら、I think it is a good idea. といいます。そして、その後で、「もしそうなら、…しようよ」と言いたいとして、
If so… Let’s do it. などと簡単な文章で意図を伝えます。

要点は、思い切って発話することです。
その思い切りのよさの秘訣は、考えてから喋るのではなく、喋って、そして喋りながら発話してゆく癖をつけることです。
短く単純な文章を使い、落ち着いて話す癖をつければ、それは可能になるはずです。これから、さらにそんな事例を続けていきましょう。

頑張って。

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