カテゴリー別アーカイブ: 英語でどう語る?「日本の文化」

日本の文化や価値観をうまく説明することは、意外と大変。でも楽しく考えてみよう。これが異文化コミュニケーションの面白さなのだから。

英語でどう語る?「日本の文化」

「気配り」

前回の「おもてなしの精神」にも直結する「気配り」。
気配りがなければ、おもてなしはできないよね。
でも、この「気配り」に何故日本人はそこまで長けていると思っているのか。

実はそこには理由があるわけ。
だって、日本って島国でしょ。島国で、住人のほとんどは日本人。しかも、地方の自治といっても、教育制度をみるとわかるけど、全国津々浦々同じ教育のシステムで動いている。
つまり、それだけ同じ民族で、同じ制度を共有してくれば、自ずとお互いの物事への感じ方や、判断の基準が似てくるわけ。
だから、相手に接したとき、どう気配りをすればいいかが、実に解りやすい。ここが、多様な移民や民族の混在する大陸の国々とは大きく違うんだということを、まず知っておかなければ「気配り」の精神は、うまく説明できない。

ここで「気配り」を説明するにあたって、こうした日本の特殊性を意識し、あまり自慢げに説明しないことが肝要だ。

とはいえ、これはなかなか説明困難な概念。

続きを読む

英語でどう語る?「日本の文化」

「おもてなしの精神」

この言葉を英語で説明? 意外と難しいかも。
というのも、ただ日本は「おもてなしの国」などといえば、「なにいってるの。どこの国だって外から来た人をもてなそうとするぜ。うぬぼれんなよ!」ということになってしまうから。

じゃあ、一般的に、人をもてなすことって、どう説明する?
人を「もてなす」というときのキーワードは entertain だよね。または、「おもてなし」という名詞を直訳する場合、hospitality という言葉があてはまる。だから単に「おもてなし」を英語でいうときは、こうした単語を使えば問題は解決。でも「精神」という言葉をいれて説明しようとするとそうはいかない。

続きを読む

英語でどう語る? 日本の文化

英語でどう語る?日本の文化・目次

日本人の価値観を海外の人に深く理解してもらうために。

  1. 「おもてなしの精神」
  2. 「気配り」

* * *

『日本人のこころ』山久瀬洋二日本人のこころ
 Heart & Soul of the Japanese

山久瀬洋二 (著)
IBCパブリッシング刊

「おもてなし」「武士道」「わび・さび」「幽玄」「本音と建前」など、古から現代にまで受け継がれてきた日本人の感性を表す76のキーワードを簡潔明瞭な英語で説明。

* * *

日本を英語で紹介する書籍 IBCパブリッシング

山久瀬洋二の活動とサービス・お問い合わせ