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新たな英語教育に向けて

これから英語教育が変わるといわれています。
今、中学1年生の子供が大学受験に臨む頃、英語の受験は外部のテストを導入して、よりコミュニケーション力を重視した選抜方法に移行するといわれています。

では、コミュニケーション力とはそもそも何でしょうか。
例えば、「駅で会いましょう」という文章に対して See you at the station. という英文がその英訳としてあり、この文章の中の at の部分がブランクの括弧になっています。そして正解として at をいれることが従来の受験のあり方でした。

でも、考えてみてください。
例えば、東京駅で待ち合わせているとき、ただ、See you at Tokyo station. などと言って、本当に二人は出会うことができるのでしょうか。
不可能ですね。しかも、実際は東京駅の中で会うわけですから、See you inside Tokyo station. という方が現実的じゃないでしょうか。
つまり、inside であろうと at であろうと、よしんば by であろうと、状況によってどのような正解でもいいわけです。
今までの英語教育はそこに無理矢理 at という一つの正解を押し付けていたわけです。

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その一言が!乗り越えよう異文化摩擦

エグゼクティブ・コーチング(29): 社内の人材開発において、あるいは一般的に、今日本の英語教育に求められるものは何ですか。

今、日本の英語教育が大きく変わろうとしています。
その変革は単なる掛け声ではないようです。
今までの読解と文法偏重の教育からの離脱を本気で進めようとしているメッセージが、毎週のように手元に届いてきます。

確かに、日本人の英語でのコミュニケーション力の低さは目を覆いたくなるほどで、これはそのまま将来の日本の世界レベルでの競争力にも悪い影響を及ぼすのではと懸念されています。
ですから、コミュニケーションのできる英語力を鍛えなければならないのです。では、どのようにすればよいのでしょうか。

最初にいえること。それは、従来の受験教育で求められてきた、答えを一つだけ選ぶ習慣を忘れることです。
たとえば、黄土色の器をみて、この器の色は何でしょうという質問があったとします。黄土色と答えてもよければ、「なんだろう。よくわからないけど、濃い黄色かな。とても落ち着いた色だね」という風に答えてもいいわけです。
むしろ、後者の答えの方がよりコミュニケーション力の高い答えとなるのです。

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