「英語で一言」シリーズ

LLAP というメッセージ


あのスタートレックで、 Leonard Nimoy が演じた Mr. Spock.
彼はバルカン星人ということでした。

バルカン風の挨拶として、いつも Mr. Spock が右手を上げ、中指と人差し指、そして薬指と小指をそれぞれくっつけて口にしていたのが、LLAP、つまり Live long and prosper (長寿と繁栄を) という言葉でした。

その Nimoy氏が金曜日に肺の疾患で亡くなりました。83歳でした。
亡くなる5日前に、彼はツイターにお別れの言葉を残しました。

A life is like a garden. Perfect moments can be had, but not preserved, except in memory. LLAP.
人生は庭園のようなもの。素晴らしい一瞬はあっても、それは永遠ではない。ただ、記憶の中を除いて。LLAP (さようなら)。

美しい文章です。
別れ旅立つとき、人の心の美しさをこのように語ることができればと、私も思います。

彼の死はアメリカの各メディアも取り上げ、このツイートを紹介しました。
そして、旅立つ人が残された人に、LLAP と呟けば、それは最高の贈り物といえましょう。

彼が世界に遺 (のこ) した遺産。
それはスタートレックという人気SF番組での、あの耳の尖ったキャラクターです。そしてもう一つが最後に彼がつぶやいた、この言葉。

LLAP….
皆で彼の人生を祝い、そして LLAP と呟き合いたいものです。

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