US immigration agents arrest hundreds at Hyundai plant, mostly Koreans
韓国自動車メーカーの工場でおきた不法移民摘発
しかも、そのうち300名以上は韓国籍であったといいます。ヒョンデが同じく韓国のLGエナジーソリューションと合弁で建設している大規模な電池工場でのできごとです。
同時に、不法滞在者の摘発にも注力しています。今回、気になるのは300名を超える韓国人が、その不法滞在の対象として摘発されたことです。
その矛盾とは、企業の国外進出に必要な環境と、たとえば外国人労働者への規制とが両立し得ないということです。

困難な技術移転と徹底的な移民政策とのはざまで
ヒョンデの場合、その基本的な技術は本社のある韓国にあるはずです。となれば、工場を建設すること一つをとっても、膨大な技術移転が必要です。
今回の事件は、そうした滞在者がアメリカで就労しているとみなされたのではないかと推測されるのです。
慣れない海外での業務をストレスなくこなすためには、韓国企業の場合であれば、医療から駐在員の家族の教育や生活全般にわたって、韓国の環境をできるだけ維持した衣食住全般でのバックアップも必要となるはずです。
そうした一般の人々の現地での韓国風コミュニティづくりも必要なのです。
今回の摘発事件は、こうした背景すべてが負のベクトルにつながった結果おきた悲劇だと思われるのです。

政治家は内政だけでなく世界経済にも目を向けて
どこの国でも、政治家はそうした新しい傾向に敏感です。そうした傾向を察知して有権者の票を獲得して内政をスムースに進めるには、グローバル経済とは無縁だと思っている有権者にアピールすることが必須です。この内政のニーズと経済の実態との乖離が、今回のような事件の背景となったのです。
半導体は最先端の、かつナノレベルでの繊細な工程を経て生産されます。このテクノロジートランスァーは容易ではなく、すでに数年前からアリゾナ工場では現地従業員への台湾側の過剰な要求による摩擦が顕在化しているからです。
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『日英対訳 英語で読む地政学』
山久瀬洋二 (著)、エド・ジェイコブ (訳)
国の位置や地形、海路などの“地理的条件”が、国家の戦略や国際関係にどのような影響を及ぼしてきたかを考察する「地政学」。そのような一般的な「地政学」とは少し視点を変え、気候変動などの気象や、そこから発する海洋への影響、文明の発達による山や川の環境変化などに着目。それが人々の生活にどのような影響を及ぼし、そして人類の歴史をつくってきたのかを解説します。科学の進歩とともに、旧来の地政学がすでに時代遅れになりつつある時代に、環境問題の深刻化や社会に広がる分断、それらを背景に問われる国家戦略のあり方を日英対訳で考察します。国境の向こうを理解する教養が、英語とともに身につく一冊です!
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